2011年7月12日火曜日

入院前半 検査〜手術まで

さいしょの1週間は、概ね検査にあてられる。
1日1種類の、のんびりしたペース。
すでにMRIは撮られていたので、その他の検査は

  • 血液検査
まあ基本ですね

  • 呼吸の検査
ちゃんとリズミカルに呼吸できているかとか計ったみたい。
全身麻酔で手術中は、口から呼吸の管いれられて、強制呼吸状態になるので。

  • 出血が止まるまでの時間の検査
これは耳に小さな針穴をあけて、出血が完全停止するまでの時間を計るというもの。
ちょっと痛かったぞ看護婦さん(汗

  • 造影剤をいれられてのレントゲン
これがかなり酷く痛かった。ひとによっては手術そのものより辛い筈。
脊髄の軟膜のなかに造影剤という、
レントゲンに良く写るようにする薬を流し込んだ状態で
レントゲンを撮影するのだが、わたしの場合、腫瘍の下側から造影剤をいれ撮影、
そのあと頭側を下にして、造影剤を 腫瘍の上側に流しつつ再度撮影となるはずが、
腫瘍付近があまりに狭かったため流れず、耳の後ろ、首の横から
脊髄の軟膜にむけて再度、針を刺して、造影剤を流し込み、撮影となった。

腫瘍の付近に造影剤が入ったとき、すさまじい激痛が!(涙涙涙涙涙涙涙涙涙
造影剤が神経を押したらしく、腫瘍のある位置より下の足など全体から激痛!
造影剤が腫瘍の付近を離れたらすぐ痛みは収まったけど、冷や汗だらだら!
首に針を刺されるのも恐ろしかった…。ミスられたら半身不随レベルですよ?

  • マウスピース作成
神経の機能を回復させるための手術だから、手術直後に、
神経がちゃんとしているか調べるため
あたまのてっぺんから電気を軽く流し、筋肉が動くか試すらしい。
そのとき、間違って舌を噛まないための措置。


どの検査も、手術の前準備。健康診断的な意味ではなくて、
手術を滞りなくすすめるための検査なのだ。